うつ的ライフハック

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うつからの社会復帰について考える

うつになって働くことが難しくなった方は多いと思います。ですが、生きていくためには生活費が必要になります。行政によるセーフティーネットは用意されていますが、いづれは社会復帰を果たしたいものです。

私自身も以前は会社勤めをしていましたが、うつを機に退職をしました。今は就労支援に通いながら家事をしていますが、いづれは社会復帰をしていきたいと考えています。以前よりは体調が安定することも増えてきたため、先のことを考える時期にきていると思っています。そこで、今回はうつからの社会復帰について考えてみます。

 

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社会復帰とは

まず、「社会復帰」とは何なのでしょうか。

辞典的な意味では、何らかの要因で社会活動を営めなくなったものが、社会活動に復帰すること、となっています。現実として、私は「自分で生きていくために活動をすること」だと考えます。人によって置かれている状況は様々です。一人で生活している人、家族と生活している人。一人で生活している場合には、何はともあれ生活費を稼げるようになることが社会復帰に当たると思います。家族がいる場合は、それ以外に家族を支えることも含まれてきます。例えば、パートナーが働いている場合は、自分自身も働くのか、それとも家事をメインに生活するのか、ということになります。このあたりは一人で決められることではないので、パートナーとよく相談をすることが大事になってきます。

このように、社会復帰には様々な形があると思いますが、ここでは「自分で生活費を稼ぐ」という部分に焦点を当てていきます。

 

生活費を稼ぐための手段

生活費を稼ぐための手段として思いつくこととして、まずは就職することが挙げられます。一般的には、求人情報を探して応募するという流れです。うつの場合、ここで問題となるのは、自分の病気をオープンにするのか、それともクローズでいくのか、ということです。障害を抱える人々を雇用する制度は以前より整えられてきている印象はありますが、実態としては企業ごとに差が大きいと思います。病気をオープンにして就職活動を行った場合、採用されたときには病状を考慮した業務が与えられる可能性が高まりますが、採用の窓口が狭くなることが考えられます。他方、クローズで就職活動を行った場合、病気によって採用の窓口が狭まることはありませんが、採用後に病状に配慮された業務配分を受けることはできません。現実として、病気になって社会から遠ざかってしまったことによるハンディキャップは存在するのです。

私自身が感じていることですが、再就職ができたとして、病気になる以前のようにバリバリ働けるかは疑問符がつくところです。そこで、考え方を変えてみることにしました。

 

複数の手段を用意する

勤め人であった私は、漠然と「社会復帰=再就職」と考えていました。ですが、「社会復帰=生きていくための生活費を稼ぐこと」と考えると、色々な道が見えてきました。

インターネットの普及により、現在は様々なサービスがネット上に存在しています。近年はサラリーマンの副業としてネット上での活動が取り上げられていることも記憶に新しいところです。株式やFXだけでなく、webライターやブログの運営、ショッピングサイトの運営など、その手段は多岐に渡ります。調べていると、その手段は、大別して下記の4つに分けられると考えました。

ネット上での副業の幅は広く、また、始めるにあたり初期投資の少ない手段も存在しています。社会復帰にあたって、実社会での労働だけでなく、ネット上での活動も視野に入れ、複数の手段を平行していくことはメリットがあるのではないでしょうか。

うつを抱えて社会復帰をするにあたり、またうつが悪化してしまったらどうしよう、という不安がつきまといます。ですが、複数の社会復帰の手段を用意することで、「ひとつがダメでも、もうひとつの道がある」と思えることで、気持ちに余裕ができるのではないかと考えています。

社会復帰を目指す人間の一人として、私も就職とネット上での活動という二つの道に取り組んでいきます。